福岡県司法書士会では、市民のみなさまが抱える身近な紛争(トラブル)の解決を支援するために「福岡県司法書士会ADRセンター」を設置いたしました。
このセンターが行うトラブルの解決手続きは裁判手続き以外の方法で、トラブルの当事者が対話によって自主的な紛争解決をめざすもので、その話し合いを当センターが支援いたします。
とことん話し合いでトラブルを解決したいと思ったら、利用してみませんか。
福岡県司法書士会ADRセンター(以下、「ADRセンター」という。)が行う話し合いは、トラブルを抱えた当事者がお互いに自分の言葉で話し合うことで双方が共に納得・満足できる解決方法を見つけていくための手続きです。
トレーニングを受けた司法書士が調停実施者として、当事者の対話がスムーズに進むようにお手伝いいたします。 ADRセンターの話し合いでは、当事者が主人公です。
主役はあなたです。
トレーニングを受けた司法書士が中立・公平な立場から話し合いのお手伝いをします。
トラブルを解決するのは裁判官でも調停実施者でもなく、当事者自身であることが最大の違いです。
裁判官が証拠に基づいて判決を下す裁判のように、トラブルの当事者以外の人の判断で解決をはかるものではありません。
話し合いは非公開で行われます。手続きに関わる人には守秘義務がありますので秘密は守られます。
ADRセンターの話し合いは、非公開で行われる点も裁判との大きな違いです。
非公開ですから、話の内容を聞かれる心配はありません。
裁判所の調停は、基本的に当事者は別々の控え室で待機し、交互に調停委員に話をすることになります。そのため当事者の気持ちや考えが、直接、相手に伝わりにくい面があります。ADRセンターの話し合いは、当事者が同席して話し合う手続きです。 お互いの思いや考えを聴くことにより、法律だけにとらわれない自由な解決方法を当事者が創りだすことも可能です。
当事者が主体的にトラブル解決をはかるためには、事前に法的な知識を備えることも必要です。話し合いの席では、調停実施者が法的なアドバイスをすることを差し控えていますので、事前に法律相談を受けていただくことをお勧めしています。
9,000円(うち郵送実費3,000円)で利用できます。
ただし郵送実費が3,000円を超えた場合、追加で3,000円をお支払いただきます。
原則ADRセンター(福岡県司法書士会館内)ですが、他の場所で行うことも可能です。
秘密を保持する必要があるため、場所によりご希望に添えない場合もあります。
裁判所の調停の場合(又は裁判所での手続きの場合)、平日の昼間に、おおむね月1回のペースとして期日を裁判所が決定します。 当センターでは、申込人と相手方、調停を行う司法書士の予定を調整し、 話し合いの日にちや時間、話し合いのペースを自分たちで決めることができます。
話し合いで決まった内容をまとめ、文書にしてお渡しします。
福岡県司法書士会ADRセンター手続実施者名簿(PDFファイル)
福岡県司法書士会ADRセンターについて、よく分かる動画を制作いたしました。
この作品はフィクションです。
実際の人物・団体・事件などには一切関係ございません。
こんなときADRで解決しませんか?
その他にも…。
空き家のトラブルには