11月12日、サンライズ杷木にて、福岡県ねんりんスポーツ・文化祭が開催されました。福岡県ねんりん・スポーツ文化祭は、高齢者の皆さんの生きがいづくり、健康づくり、仲間づくりを支援し、「はつらつとした高齢社会」を築くことを目的にしたスポーツと文化の祭典です。福岡 県司法書士会からは、初めての参加となりました。
当日は天気にも恵まれ、沢山の方が参加されていました。
私達は、青空の下、テントの中で、遺言・相続及び後見についての説明を行ったり、個別の相談にのったりしました。
遺言や相続について、また後見や老後のことについての相談が多かったのですが、近隣関係について、事業再編についてなど、様々な相談が寄せられました。
カテゴリーアーカイブ: 相談活動
年末 生活・困りごと相談会
12月5日(土)福岡市博多区の冷泉公園で「年末 生活・困りごと相談会」を開催しました。年の瀬を迎え、ホームレス・ニアホームレス等経済的に困窮されている方に対して、少しでも安心して年越しして頂けるよう必要な支援を行いたいとの思いから、昨年に引続き、チャリティーイベント形式で、労働問題に関するセミナー、熱々のカレーの炊き出し、衣類等の配布、借金・未払い賃金・生活保護などの無料相談会等を実施しました。
今年は61名の方に参加いただきました。
年末 生活・困りごと相談会
12月6日(土)、福岡市内の公園で、「年末 生活・困りごと相談会」を開催しました。
本相談会は、経済的な問題や、仕事・住まいなどの生活の問題に悩みを抱えている方々に対し、少しでも安心して年越しをして頂けるように、福岡県司法書士会が主催して炊き出しや衣類提供、司法書士による電話及び面談での法律相談などを行うチャリティーイベントで、今回で3回目となります。
当日は参加された方に熱々のカレーがふるまわれ、路上生活が原因となって選挙権が行使できないことに関する意識調査なども行われました。
法律相談では、住まいのことについて悩みを抱えている方からの相談など、電話及び面談で計5件の相談が寄せられました。
とても寒さの厳しい季節を迎えていますが、当会では今後も生活に苦しむ方々への支援活動を継続していきますので、お困りごとがありましたらぜひご相談をお寄せください。
司法書士の日記念相談会
8月3日は、司法書士の日です。
明治5年(1872年)8月3日、太政官無号達で司法職務定制が定められ、「証書人・代書人・代言人」の3つの職能が誕生しました。証書人は現在の公証人、代書人は現在の司法書士、代言人は現在の弁護士にあたります。
司法書士の前身である代書人が誕生したこの日を記念日として制定することにより、司法書士一人ひとりがその社会的使命と職能の重要性を再認識し、将来に向かって市民の皆様からの期待に応え続けていくことを確認するとともに、市民の皆様に対し、司法書士制度の社会的意義を周知する機会としています。
当会では、昨年からその記念日に無料相談会を開催しております。今年は台風12号の影響であいにく雨風が強かったのですが、県下4箇所、福岡市・北九州市・行橋市・久留米市で開催しました。全体で87組の方が相談に来られました。
年末 生活・困りごと相談会
12月7日(土)福岡市博多区の冷泉公園で「年末 生活・困りごと相談会」を当会の貧困問題対策委員及び有志が中心となって開催しました。年の瀬を迎え、ホームレス・ニアホームレス等経済的に困窮されている方に対して、少しでも安心して年越ししていただけるよう必要な支援を行いたいとの思いから、昨年に引続き行っています。
様々な困りごとの相談や熱々のカレーの炊き出し、衣類配布などをいたしました。
会場では空き缶等資源ゴミの持ち去りを禁止する条例に対するアンケート調査もしましたので、結果によっては福岡市に何らかの意見を提出することも検討しています。
9月14日「高齢者・障がい者のための成年後見相談会」を開催しました!
9月14日(土)、県下6ヶ所で成年後見相談会を開催しました。10時から13時まで相談時間は一組約一時間で、合計41件の相談が寄せられました。
なお、最高裁判所事務総局家庭局から発表された平成24年1月から12月までの全国の家庭裁判所の成年後見関係事件の概況によりますと、成年後見関係事件の申立件数は対前年度比約10.5%増加の34,689件となっています。申立の動機は、預貯金等の管理・解約が最も多く、次いで、(施設入所等のための)介護保険契約、身上監護、不動産の処分、相続手続となっています。成年後見人等に親族以外の第三者が選任されたものは、全体の約51.5%(前年は約44.4%)であり、制度開始以来初めて第三者後見人の割合が親族を上回りました。
その内訳は、司法書士が6,382件、弁護士が4,613件、社会福祉士が3,119件であり、司法書士の選任が他の法律専門職を圧倒しています。平成12年成年後見制度施行以来、司法書士が成年後見制度に関する取り組みを積極的に行ってきた成果といえます。
8月3日「司法書士の日記念相談会」
8月3日は、司法書士の日です。明治5年(1872年)8月3日、太政官無号達で司法職務定制が定められ、「証書人・代書人・代言人」の3つの職能が誕生しました。証書人は現在の公証人、代書人は現在の司法書士、代言人は現在の弁護士にあたります。司法書士の前身である代書人が誕生したこの日を記念日として制定しています。
当会では、8月3日午前10時から午後4時(受付終了は午後3時30分まで)まで、県下4箇所(福岡市の天神ビル、久留米市役所、小倉駅北口KMMビル、田川市民会館)で無料の面談相談を開催しています。
出会い系サイト・アダルトサイトトラブル110番報告
3月17日に「出会い系サイト・アダルトサイトトラブル110番」開催いたしました。
当日は、地元テレビ局の取材もあり、相談会当日は、架空請求、アダルトサイト、出会い系サイトに関するご相談など計9件の相談が寄せられ、トラブルの予防や解決に向けた助言をさせていただくができました。
また、当会では、以下のとおり、インターネットに関するトラブル全般についての常設相談電話を設置しております。お困りの際は、ぜひご活用ください。
日時:毎週水曜日 午後4時~6時 (祝日・年末年始はお休みをいただきます)
電話番号:092‐714‐0616
なお、インターネットに関するトラブルについて、Q&Aをまとめております。
ぜひご覧ください。
インターネットトラブルQ&Aはこちらhttp://www.fukuokashihoushoshi.net/netqa/
県境合同相談会のご報告
平成25年3月9日、10日の二日間、大分県中津市耶馬溪町で開催された県境無料相談会を実施しましたのでご報告いたします。
今回の無料相談会は、九州ブロック司法書士協議会の主催による、司法サービスの提供が充足しているとは言えない県境山間部地域の市民を対象とした登記、相続、成年後見、債務整理、消費者被害及び災害被害等の無料法律相談会として行われたものです。
本相談会が開催された中津市耶馬溪町地区は、人口4000人弱、中津市の中で最も面積が広く、そのほぼ全域が山間部で、市内でも高齢化率の高い地域となります。ここを開催場所として選んだ理由は、耶馬溪町で開業する司法書士はなく、隣接する他の旧下毛郡の地域からのアクセスが比較的容易であること、そして平成24年7月の九州北部豪雨により甚大な被害を被った地域であること、が挙げられます。
相談会では、二日間で13名の方の相談をお受けすることができました。高齢化率の高い地域であることを反映してか、その多くが70代以上の方でした。近くに相談する相手がおらず困っていたので、相談会を開いてくれて助かった、という方が多くいらっしゃったことが印象に残っています。
相談内容は、司法書士の主要業務である不動産登記に関するものが多く、中でも相続登記に関するものがその半数近くを占めました。何年もの間、問題を抱えたままになっていた方もありましたので、司法過疎地域における司法サービスの提供がまだまだ不足していることを改めて感じさせられました。
「ベッドサイド法律相談事業」について
福岡県司法書士会では、誰も自死に追い込まれることのない社会の実現に寄与するために、2010年より、「ベッドサイド法律相談事業」を実施しています。
2012年8月28日、政府により見直された「自殺総合対策大綱」が「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指す」との目標や「自殺や多重債務、うつ病等の自殺関連事象」への偏見をなくす活動の重要性に加え自殺未遂者支援のための再度企図を防止する取り組を強化するとした閣議決定がなされました。
当会の実施する「ベッドサイド法律相談事業」とは、主に自殺未遂をされた方が経済的問題を有する場合に、福岡市との協働により福岡大学病院をはじめ福岡県下の複数の医療機関へ司法書士を派遣し、その法的支援を行うとともに退院後の住居確保や生活保護制度等の各種支援、関係機関への橋渡しなど多様な機関と密接な連携を図り、再度の企図に揺れ動く「いのち」に寄り添い、途切れずつなぎとめるための支援を行っています。
未遂者の数は自死者数の実に10倍以上と言われ、救急医療施設に搬送された未遂者が、精神的治療や社会的要因を解消するための支援を受けられず退院している実情を踏まえ、医療関係者による適切な介入及び社会的な支援の構築が極めて重要であると指摘されています。