「青少年法律講座」in 糸島農業高校

平成24年2月14日、福岡県糸島市の糸島農業高等学校で青少年法律講座を行いました。
受講生の生徒さんは140名程で、福岡県司法書士会西支部から7名の司法書士が講義に伺いました。

第1幕では「エステ商法」をテーマに悪質商法の寸劇を行った後、パワーポイントで契約や借金について解説を行いました。

寸劇は、大学に入学したばかりの男の子2名が街中で女性に声を掛けられ、体験エステを受けてそのまま強引にエステ契約をさせられてしまうというものでした。街中で声をかけられてそのまま店に連れ込まれる「キャッチセールス」の仕組みや怖さについて学んでいただきました。

第2幕では、「マルチ商法」をテーマに寸劇を行い、その後解説や悪質商法の具体例をご紹介しました。

寸劇は、フリーターの男性が知り合いの男のパーティーに招かれ、マルチ商法に手を染めてしまうというものでした。
マルチ商法は、被害者の人間関係まで破壊してしまう非常に恐ろしいもので、生徒さん達には仕組みを理解して、引き込まれないように気を付けていただきたいと思います。

講義は50分程度で、時折笑いも起こるなど、和やかな雰囲気の中で講座が行われ、最後まで生徒のみなさんも真剣に説明を聞いていらっしゃいました。
質疑応答時には、生徒の方より質問を受け、これから社会に飛び立つみなさんの不安や期待が感じられました。