第2回業務研修会

8月24日(土)第2回業務研修会を開催しました。本年度、当会では「遺言・相続」分野を重点事業と位置づけ、事業を展開しておりますが、「遺言執行」に関しても、今後、私たち司法書士が取り組む機会が増えていく業務と考えており、今回は、半日で遺言執行の理論面と実務面を一度に学べる研修会を企画しました。

第1部では、九州大学大学院法学研究院の七戸克彦教授をお招きし、遺言執行に関する理論面を、法制度や判例を織り交ぜながら解説していただき、また倫理面に関してもお話しいただきました。

第2部では、福岡県弁護士会所属の北古賀康博弁護士をお招きし、遺言執行の実務面をお話しいただきました。遺言書作成段階に始まり、遺言執行業務の開始から終了に至るまで、注意点・問題点・ほか実務で直面しそうなことを、講師の実務体験を織り込みながらのご講義でした。

当初定員300名で募集したところ、募集直後に満席となりました。急遽一部椅子のみの席とし、400名に増員しましたが、これも満席となりました。会員の研修への熱意の現れです。研修当日は竜巻警報もでるような生憎の悪天候でした。それにもかかわらず、実に367名の会員が13時から17時30分まで熱心に受講していました。途中の退席者も数人ほどでした。

ここからは会員の皆様へのご案内ですが、次回第3回業務研修会は、平成26年1月18日(土)、午前11時から午後5時30分を予定しています。会場は、収容人数692名のFFGホール(旧名称福岡銀行本店大ホール)です。是非、ご出席下さい。