8月4日(月)、福岡市と北九州市で「高校生の一日司法書士」を開催しました。今年で4年目となります。福岡会場は15名、北九州会場は5名の高校生が参加しました。
ここでは、福岡会場の模様をお知らせします。
9時20分開始でしたが、雨の中、9時前から高校生が続々と来てくれました。皆さん、少し緊張気味でした。会長より挨拶後、一人ひとり委嘱状を受け取りました。
まず、ミニ講座「相続って何?」 4,5名のグループに分かれて相続の講義を受けました。様々な家族構成で法定相続人が変わってきます。民法887条、890条、900条・・・代襲相続?初めて聞く言葉かな。
10時20分からは、法務局見学をしました。会社の登記事項証明書を取得しました。ジャニーズ事務所や福岡ソフトバンクホークスの分です。法務局で扱っている不動産登記・商業登記・人権・戸籍等について法務局職員から説明してもらいました。11時35分からは「仮想司法書士相談体験」です。高校生が相続の模擬相談を受け、相続関係の図面を書いていきます。相続人の相続分は?亡くなった順番で相続する人としない人とが出てくるの?
昼食の時間は、参加者の高校の先輩方が登場し、後輩からの質問に答えてくれました。司法書士業務を紹介したDVD「滝沢家の人々」が流れ、登記・裁判・成年後見・・・様々な業務をしていることを知りました。午後からは裁判所見学です。裁判員裁判用法廷で法服を着ました。刑事裁判を傍聴しました。14時10分に司法書士会館に戻り、感想の発表や記念撮影をしたりして15時に散会しました。この経験を将来の職業選択に役立てて頂けたらと思います。