自殺未遂者支援のための連携強化フォーラム2013

当会主催で9月6日(金)18時30分から20時30分、福岡朝日ビルで「自殺未遂者支援のための連携強化フォーラム~私たちはつながります。大切な命を守るために~」を開催しました。

この事業は、厚生労働省の自殺防止対策事業(補助事業)として行われました。悩みを抱えた相談者が一人でも多く支援につながること、また、連携のとれた、効率的な支援に繋げるため、相談者と接触する機会の多い支援者向けに、精神・福祉・法律の各専門職による実務レベルのノウハウ等の共有並びに支援者同士の連携強化を目的として実施したものです。

研修内容は、3部構成で第1部は、講演「救急での治療を終えた自殺未遂者の対応について」(福岡大学病院衛藤暢明医師)、第2部は講演「自殺未遂者・精神障がい者の地域での見守り支援」(松尾真裕子精神保健福祉士)、第3部は講演「ベッドサイド法律相談事業について」(濱田なぎさ福岡県司法書士会副会長)でした。


司法書士をはじめ福岡市、北九州市、久留米市などの自治体や福祉関係者、病院関係者が多数参加して、講演の後、質疑や報告がなされましたので、予定時間を10分近くオーバーする盛況でした。

尚、当会は、9月を自殺予防月間として、9月1日~21日の3週間、24時間ベッドサイド法律相談を開催しています。受付電話番号は092-762-8288です。(相談員を派遣する時間帯は、午前9時から午後7時までです)

第2回業務研修会

8月24日(土)第2回業務研修会を開催しました。本年度、当会では「遺言・相続」分野を重点事業と位置づけ、事業を展開しておりますが、「遺言執行」に関しても、今後、私たち司法書士が取り組む機会が増えていく業務と考えており、今回は、半日で遺言執行の理論面と実務面を一度に学べる研修会を企画しました。

第1部では、九州大学大学院法学研究院の七戸克彦教授をお招きし、遺言執行に関する理論面を、法制度や判例を織り交ぜながら解説していただき、また倫理面に関してもお話しいただきました。

第2部では、福岡県弁護士会所属の北古賀康博弁護士をお招きし、遺言執行の実務面をお話しいただきました。遺言書作成段階に始まり、遺言執行業務の開始から終了に至るまで、注意点・問題点・ほか実務で直面しそうなことを、講師の実務体験を織り込みながらのご講義でした。

当初定員300名で募集したところ、募集直後に満席となりました。急遽一部椅子のみの席とし、400名に増員しましたが、これも満席となりました。会員の研修への熱意の現れです。研修当日は竜巻警報もでるような生憎の悪天候でした。それにもかかわらず、実に367名の会員が13時から17時30分まで熱心に受講していました。途中の退席者も数人ほどでした。

ここからは会員の皆様へのご案内ですが、次回第3回業務研修会は、平成26年1月18日(土)、午前11時から午後5時30分を予定しています。会場は、収容人数692名のFFGホール(旧名称福岡銀行本店大ホール)です。是非、ご出席下さい。

「高校生の一日司法書士」(福岡地区)を開催しました!

8月2日(金)福岡地区でも「高校生の1日司法書士」を開催し9名が参加しました。

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(緊張だらけの1日が始まる)

法務局に移動後、ジャニーズ事務所やソフトバンクホークスなど会社の登記事項証明を取得。知っている名前に驚嘆。
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(法務局職員の説明を真剣に聞く高校生たち)

サプライズ企画。RKBラジオのインタビューを受けました。
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司法書士の仕事ってのはねえ・・・。
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(司法書士事務所訪問)

午前中のミッション完了。今からお昼ご飯です。
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(突然OBが来たり・・・、新聞社も来訪)

午後からは裁判所見学
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(法服を着て、気分は裁判官)

1日司法書士終了
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来年の今頃、今日のことを思い出してくれるかな。

高校生のみなさん、暑い中お疲れ様でした。

「高校生の一日司法書士」(筑後地区)を開催しました!

平成25年8月2日、筑後支部においても「一日司法書士」を開催しました。
参加された高校生は7名です。

司法書士事務所見学のあと、久留米の法務局、裁判所を訪問しました。

法務局では、人権イメージキャラクターの「まもるくん」と「あゆみちゃん」のストラップをお土産にいただきました。

本日の久留米簡裁はお休みです。法廷の中で記念撮影をさせていただきました。

裁判官の椅子は座り心地が最高に良いそうです。高校生は大喜びでした。

「高校生の一日司法書士」(筑豊地区)を開催しました!

8月3日司法書士の日を記念して、今年で3回目となる高校生による一日司法書士を開催しました。福岡市、久留米市、飯塚市の3会場でしたが、このブログではまず飯塚会場を紹介します。午前9時30分、緊張の中5名の高校生が集合しました。委嘱状を受け取り、司法書士のDVDのドラマや業務紹介を受け、裁判所に出発しました。簡易裁判所の職員の方に5つの裁判所(最高・高等・地方・簡易・家庭)があることや業務解説をしていただきました。そして、実際に法廷に立つことができました。

午後からは、法務局へ向かいました。支局長、支局長補佐、若い職員の方から業務内容や進路を決めるにあたってのアドバイスなどをいただきました。一日司法書士自ら気になっている会社や法人の登記事項証明書を申請しました。進路希望の一橋大学、ジャニーズ事務所、LINEなど。会社の資本金を見てびっくり!

法務局の後は司法書士事務所の見学です。司法書士の仕事の現場です。たくさんの書類や本、パソコンや事務機器。。。参加者の中には中学生の時から司法書士になるのが夢という高校生もいらして、皆さん真剣に話に聞き入っていました。

午後3時過ぎ、全員で記念写真を撮って一日司法書士が終了しました。

8月3日「司法書士の日記念相談会」

8月3日は、司法書士の日です。明治5年(1872年)8月3日、太政官無号達で司法職務定制が定められ、「証書人・代書人・代言人」の3つの職能が誕生しました。証書人は現在の公証人、代書人は現在の司法書士、代言人は現在の弁護士にあたります。司法書士の前身である代書人が誕生したこの日を記念日として制定しています。

当会では、8月3日午前10時から午後4時(受付終了は午後3時30分まで)まで、県下4箇所(福岡市の天神ビル、久留米市役所、小倉駅北口KMMビル、田川市民会館)で無料の面談相談を開催しています。

 

「司法書士の日記念相談会」・「遺言相続ホットライン」PRうちわを配布しました!

8月1日午後3時から、西鉄福岡駅周辺で8月3日の司法書士の日記念相談会、8月5日から始まる遺言相続ホットラインのPRを兼ねてうちわ配りをしました。丁度大濠の花火大会の日でしたので、浴衣姿の方がちらほら。うちわは、昨年に当会と専門学校の学生さんとでコラボ企画した作品です。

北九州市立菊陵中学校にて『法教育授業』を行いました

2013年7月16日(火)、北九州市立菊陵中学校1年生の3クラスで北九州支部の司法書士3名による「法教育」の出前授業を行いました。

福岡県司法書士会では、高校生・大学生・社会人向けの「法律講座」の開催だけでなく、小学生・中学生を対象とした「法教育」の出前授業も行っています。

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我々が行う「法教育」授業は、福岡県司法書士会が作成した教材『解釈のちから』を活用し、法やきまりを「文字どおり」受け止めるのではなく、その背後にある目的や理由をとらえる態度を重視した授業を展開しています。
教材はこちらからご覧いただけます。

生徒の皆さんには「紙芝居」を見てもらい、司法書士から投げかけられる質問に元気よく答えていただけました。

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イラストも可愛らしくて、教室では活発な意見が出されます。(大人顔負けの意見を述べる生徒もいました)

このように、福岡県司法書士会ではご要望があれば県内の小学校・中学校への出前授業を行っています。

出前授業のご要望があれば、福岡県司法書士会事務局までお問い合わせください。

FRBビューティーカレッジで「青少年のための法律講座」を開催しました

2013年7月12日、福岡市中央区のFRBビューティーカレッジで福岡西支部による青少年法律講座を開催しました。当日は約50名の生徒の方々と、数名の先生にご参加頂きました。

講座では、まず「デート商法」を題材にしたDVDを上映しました。

ごく普通の青年が、街中で女性に声をかけられ、高額な絵画を購入させられる、という内容です。

その後、司法書士より、契約、クレジット、キャッシング、保証などの仕組みの解説や、マルチ商法などの悪質商法について説明を行い、

「夏休みで自由な時間 が増えますが、悪質商法はいつ自分の身に降りかかってもおかしくないことを覚えておいてください」

「悩んでいるときは、友人や学校、あるいは専門家に早め に相談しましょう」

とアドバイスがなされました。

生徒の方々も、真剣に耳を傾けていらっしゃる様子でした。

福岡西支部では、青少年や高齢の方々にむけて、悪質商法に関する出張法律講座を積極的に行っています。
興味がおありでしたら、ぜひご利用ください。

西日本短期大学で「青少年のための法律講座」を開催しました

2013年6月20日、福岡市中央区の西日本短期大学で福岡西支部による悪質商法対策講座を開催しました。
当日は約40名の生徒が参加し、若者が狙われがちな悪質商法についての寸劇と解説を行いました。

第1幕は、架空請求に関する寸劇を行いました。
写真は、身に覚えのない携帯電話代金を悪徳業者から請求されている青年と、その相談を受けている司法書士です。

解説では、契約に関する基礎的な知識と様々な悪徳商法の予防法について説明を行いました。

第2幕は、マルチ商法に関する寸劇を行いました。
先輩の勧めでマルチ商法をはじめた主人公は、借金が徐々に膨らみ、友人知人からも見放されるようになってしまいました。

解説では、人脈をお金に換える「マルチ商法」のメカニズムについての説明を行いました。

福岡西支部では、青少年や高齢の方々にむけて、悪質商法に関する出張法律講座を積極的に行っています。
興味がありましたらぜひご利用ください。