西日本短期大学で「青少年法律講座」を開催しました!

2012年6月14日、西日本短期大学で福岡県司法書士会福岡西支部による青少年法律講座を開催しました。

当日は、法学部の1~2年生約50名が参加されました。

講義の様子です。
当日はNHKとRKBが取材に来られ、夕方のニュースで放映されました。
緊張しながら挨拶をしているのは福岡西支部の支部長です。

司法書士による悪質商法の事例を紹介した寸劇です。
熱演のあまり、会場からは笑いも起きていました。
寸劇形式で悪質商法の紹介をするのが福岡西支部の持ち味です。

寸劇後、契約の仕組み、悪質商法の解説などをスライドを用いて行いました。
高校を卒業してから大学生になる時期というのは、悪質業者に狙われやすい時期です。
あやしい話には飛びつかないように注意しましょう。

「青少年法律講座」in 福岡大学

平成24年4月6日、福岡大学にて法学部の新入生を対象に、青少年法律講座を行いました。
会場では約700名の学生の方がいらっしゃり、当支部からは8名の司法書士が参加をさせていただきました。

講義は約20分ほどで、「マルチ商法」をテーマに寸劇を行いました。
内容は、実際にあった被害をもとにしたシナリオで、ターゲットに狙われがちな大学生に注意喚起をするものにしました。


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その後、福岡大学卒業生の司法書士より、寸劇の解説、悪質商法被害の怖さについて講義を行い、福岡大学卒業生として新入生へのメッセージも送りました。


会場は、新入生オリエンテーションの一部として講義をさせていただいた為、やや緊張した雰囲気となりました。
寸劇によって悪質商法の怖さを分かりやすく学んで頂けたと感じています。

「青少年法律講座」in 糸島農業高校

平成24年2月14日、福岡県糸島市の糸島農業高等学校で青少年法律講座を行いました。
受講生の生徒さんは140名程で、福岡県司法書士会西支部から7名の司法書士が講義に伺いました。

第1幕では「エステ商法」をテーマに悪質商法の寸劇を行った後、パワーポイントで契約や借金について解説を行いました。

寸劇は、大学に入学したばかりの男の子2名が街中で女性に声を掛けられ、体験エステを受けてそのまま強引にエステ契約をさせられてしまうというものでした。街中で声をかけられてそのまま店に連れ込まれる「キャッチセールス」の仕組みや怖さについて学んでいただきました。

第2幕では、「マルチ商法」をテーマに寸劇を行い、その後解説や悪質商法の具体例をご紹介しました。

寸劇は、フリーターの男性が知り合いの男のパーティーに招かれ、マルチ商法に手を染めてしまうというものでした。
マルチ商法は、被害者の人間関係まで破壊してしまう非常に恐ろしいもので、生徒さん達には仕組みを理解して、引き込まれないように気を付けていただきたいと思います。

講義は50分程度で、時折笑いも起こるなど、和やかな雰囲気の中で講座が行われ、最後まで生徒のみなさんも真剣に説明を聞いていらっしゃいました。
質疑応答時には、生徒の方より質問を受け、これから社会に飛び立つみなさんの不安や期待が感じられました。

「青少年法律講座」in 中村学園女子高等学校

平成24年1月23日、福岡市城南区の中村学園女子高等学校にて、青少年法律講座を行いました。

講座では、悪質商法に関する司法書士による寸劇を2本見て頂きました。

内容は、「デート商法」「エステ商法」です。

どちらも女性をターゲットとした悪質商法で、女子校だったこともあり、生徒の方には興味深く劇を見て頂けたと思います。

また、劇の主役には演劇部の生徒の方に協力して頂いたので、会場では時折笑いも起きるなどとても盛り上がりました。

劇の後は、司法書士から「契約とは」「クレジットとは」「キャッシングとは」といった説明を行いました。

パワーポイントを用いた説明で、金利や契約の怖さについて、生徒のみなさんにも分かりやすくお伝えすることができたと思います。

最後に、中村学園女子高等学校の卒業生である司法書士より、生徒のみなさんにメッセージを送りました。

平成23年8月3日「高校生の一日司法書士」

平成23年8月3日、「司法書士の日」の記念事業といたしまして「高校生の一日司法書士」を実施いたしました。

1 司法書士の日とは
日本司法書士連合会では、8月3日を「司法書士の日」と定めています。これは、1872年8月3日に太政官無号達で「司法職務定制」が定められたことに由来しています。「司法職務定制」は、わが国最初の裁判所構成法ともいうべきものであり、法制度を支える3つの基本的な職能として、証書人・代書人・代言人が定められました。そのうち代書人は、現在の司法書士にあたり、司法書士の前身である代書人が誕生したこの日を記念日として制定することにより、司法書士一人ひとりがその社会的使命と職能の重要性を再認識し、将来に向かって市民の方々からの期待に応え続けていくことを確認すると共に、市民の方々に対し、司法書士制度の社会的意義を周知する機会としています。


2 高校生の1日司法書士の開催理由
福岡県会においては、上記の「司法書士の日」の記念事業といたしまして「高校生の1日司法書士」を実施いたしました。開催趣旨としては、福岡県会においてはこれまでにも社会生活を送る上で必要となる法律知識や法的思考力を身につけていただく「青少年のための法律講座」を高等学校等で実施してきました。
この「一日司法書士」では、これからの社会の担い手となる高校生に司法書士が深くかかわってきた裁判、登記等の制度や社会的活動を理解し、今後の社会生活の一助にしていただくとともに職業選択の機会としても考えていただくことを目的としています。
今回は、福岡市内の高校に開催のご案内をかけたところ4名の高校生に一日司法書士として参加していただきました。

3 一日司法書士を実施してみて
今回の「一日司法書士」では、下記のとおりに実施いたしました。

(1)DVD放映による司法書士業務の紹介
NHKで放映されたテレビ番組を見ていだいた後、司法書士のことが分かる本を活用し、司法書士業務の紹介をいたしました。


(2)司法書士事務所の見学
司法書士業務の紹介をした後、実際の司法書士事務所を見てもらいました。仮の不動産登記の申請書等を用意していただきどのようにして申請するか等を経験してもらいました。


(3)法務局見学
法務局の仕事の案内を法務局職員よりお話ししていただいた後、実際に不動産登記簿謄本及び商業登記簿謄本を取得しました。また、不動産登記部門及び商業登記部門において、登記に関するお話しをお伺いしました。


(4)裁判所見学
裁判所職員の方から裁判所の説明をお話ししていただいた後、法衣を着させていただき、法廷にたたせていただきました。その後、実際の簡易裁判所の案件を傍聴し、裁判官に質問をいたしました。

 


最後に参加した高校生の方からのアンケート一部をご紹介します。

・今日のこの体験をして今まで司法書士について全然知らなかったなぁということを実感させられ、司法書士事務所や法務局に行くことでその内容を深く理解できたし、普段あまり見ることのない裁判の様子を見ることができたので良かったです。
私は、今日のこの体験で学んだことを参考にしてこれからの大学選びや仕事を選ぶときに活かしていきたいです。

・私は中学生の時から司法書士に興味がありました。でも大学の法学部の講義は難しすぎて自分に合わないとあきらめかけていました。でも、今日の体験で法学部に行かなくても司法書士にはなれるし、私でも頑張ったら司法書士になれるかもとプラス思考になれることができました。

・司法書士という職業は私にはあまり関係のない職業だと思っていました。しかし、今日実際に司法書士さんのお話しを聞いて、意外と自分たちの暮らしに身近な職業であることが分かりました。「司法書士」という職業に対するイメージがかなり変わりました。
今日初めて法務局や裁判所に行きましたが、普段できない貴重な体験をすることができました。1日司法書士に参加して本当によかったと思います。

・普段できないことをたくさん経験させていただきありがとうごいました。緊張していてあまり話せなかったけれど、みなさんが優しく接してくれたので本当にうれしかったです。今日学んだことは、今後の進路に役立てていきたいです。