[2021/02/24]
「任意後制度の利用促進に向けての提言」を発表しました。
「任意後見制度の利用促進に向けての提言」を発表しました。
-(公社)成年後見センター・リーガルサポート、日本司法書士会連合会-
成年後見制度は大きく二つに分けられます。判断能力が衰えた後に利用する「法定後見制度」と、判断能力が衰える前に利用する「任意後見制度」です。
令和元年12月末日時点における成年後見制度の利用者数は、「法定後見(成年後見、保佐及び補助)」が221,790人であるのに対し、「任意後見」は2,652人です。【参考:最高裁判所事務総局家庭局 成年後見関係事件の概況】
任意後見制度は、2000年に法定後見制度とともに創設されたもので、新たな成年後見制度における目玉でもあったのですが、当初期待されていたほどには利用は進んでいません。
成年後見制度が認知症、知的障害その他の精神上の障害のある方を支える重要な手段であるにもかかわらず十分に利用されていない現状に鑑み、平成28年5月13日に「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が施行され、平成29年3月24日に「成年後見制度利用促進基本計画」が閣議決定されました。この基本計画において、保佐・補助とともに任意後見の促進というのが今後の施策の目標として掲げられています。
任意後見は、判断能力があるうちに自ら支援者を選び契約することからスタートします。成年後見制度の理念である「自己決定権の尊重」の実現に最も相応しい任意後見制度が、利用しやすく信頼される制度となるよう、「任意後見制度の利用促進に向けての提言」を発表しました。
なお、この提言は、当初、当法人及び日本司法書士会連合会が主催する成年後見制度施行20周年記念シンポジウムにおいて発表する予定でした。シンポジウムはコロナ禍により中止となりましたが、現在、当法人ウェブサイトにおいて、この提言に触れたパネルディスカッション等の動画配信を行っていますので、是非そちらもご覧ください。
<公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートホームページ>
「任意後見制度の利用促進に向けての提言」はこちらからご覧になれます。
https://www.legal-support.or.jp/act/riyousokusin
動画「成年後見制度の未来~任意後見制度の利用促進と民事信託~」はこちらからご覧になれます。
https://20thsymposium.net/
-(公社)成年後見センター・リーガルサポート、日本司法書士会連合会-
成年後見制度は大きく二つに分けられます。判断能力が衰えた後に利用する「法定後見制度」と、判断能力が衰える前に利用する「任意後見制度」です。
令和元年12月末日時点における成年後見制度の利用者数は、「法定後見(成年後見、保佐及び補助)」が221,790人であるのに対し、「任意後見」は2,652人です。【参考:最高裁判所事務総局家庭局 成年後見関係事件の概況】
任意後見制度は、2000年に法定後見制度とともに創設されたもので、新たな成年後見制度における目玉でもあったのですが、当初期待されていたほどには利用は進んでいません。
成年後見制度が認知症、知的障害その他の精神上の障害のある方を支える重要な手段であるにもかかわらず十分に利用されていない現状に鑑み、平成28年5月13日に「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が施行され、平成29年3月24日に「成年後見制度利用促進基本計画」が閣議決定されました。この基本計画において、保佐・補助とともに任意後見の促進というのが今後の施策の目標として掲げられています。
任意後見は、判断能力があるうちに自ら支援者を選び契約することからスタートします。成年後見制度の理念である「自己決定権の尊重」の実現に最も相応しい任意後見制度が、利用しやすく信頼される制度となるよう、「任意後見制度の利用促進に向けての提言」を発表しました。
なお、この提言は、当初、当法人及び日本司法書士会連合会が主催する成年後見制度施行20周年記念シンポジウムにおいて発表する予定でした。シンポジウムはコロナ禍により中止となりましたが、現在、当法人ウェブサイトにおいて、この提言に触れたパネルディスカッション等の動画配信を行っていますので、是非そちらもご覧ください。
<公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートホームページ>
「任意後見制度の利用促進に向けての提言」はこちらからご覧になれます。
https://www.legal-support.or.jp/act/riyousokusin
動画「成年後見制度の未来~任意後見制度の利用促進と民事信託~」はこちらからご覧になれます。
https://20thsymposium.net/