[2017/10/05]

実務研修会参加レポート

実務研修ということもあり、後見業務を経験したことのない方、後見業務を行っていたとしても、死後事務の経験がない会員には非常に役に立つ研修でした。
蟹澤秀光会員は一般的な葬儀の流れ、どのようなものに費用がかかるのから始まり、最終的に後見事務に関する遺骨の問題についてご住職からの視点を踏まえて解説していただきました。
一方、山﨑会員は専門職後見人として常にどのような法的根拠で死後事務を行うのかを考えて業務に当たるべきであるという原則をもとに、実際問題として後見人であったものが対応せざるを得ない死後事務について、どう対応していくのか、実際の経験をもとに語られていました。後見業務を行う上でいつになるかは分かりませんが、必ず訪れる被後見人の死亡についてその日が来てから急に慌てるのではなく、先を見据えながら日々の業務を行うことが大切だと思いました。