リーガルサポートふくおかは高齢者や障がいのある方々がご自分の意思に基づき安心して日常生活ができるように支援いたします。

成年後見が女性に向いている仕事だから司法書士はどうかと勧められたことがあったので、言葉は知っていました。

一般的にはそこまで知られていないのではないかと思います。高齢者よりも知的障がいを持つ方のためのものというイメージでした。

行政書士との違いがいまいち分かりませんでしたが、行政書士より難しい試験を突破した方、裁判に関わっている方というイメージでした。

司法書士の皆さんが、利益追求としての仕事ではなく、社会貢献の一環として成年後見に取り組まれているのかなという印象を持ちました。相談者に寄り添い、支えようという真摯な姿勢が伝わってきました。その反面、必要としている人が皆この制度を知っているのかという疑問はあります。

動物の「カンガルー」と「リーガル」という言葉をかけた「りーがるー」という言葉から先に思いつきました。そこから真摯に相談に取り組む姿勢の司法書士をカンガルーで表現してみました。

人面カンガルーにしてみたり、帽子を被せてみたり、試行錯誤を重ね、最終的にこの形になりました。

カンガルーの体をどう描くか悩みました。また、ポケットに何を入れるかで、赤ちゃん、ハートなど考えましたが、司法書士らしさを出すアイテムが良いかと思い、本にしました。

ホームページや講演会だけでは成年後見について知ろうとしている人しか知ることができないのではという印象があるので、公民館、デイサービスなどお年寄りが活動する場に積極的に行って、制度やどう利用したらいいのかなどの広報をして、もっと身近な存在になってもらえればと思います。

メディアでもよく取り上げられている遺言書、お墓の問題と同じくらいに成年後見も認知されるようになればいいのではないでしょうか。

法律家というのはまだまだ敷居が高いイメージがあるので、司法書士さんには街の法律家として、相談しやすい親しみやすい存在でいてほしいと思います。

司法書士さんの仕事の中でも成年後見はいずれ誰もが関わりうる問題であるので、リーガルサポートの役割はとても重要だと思います。お年寄りやその家族が抱える不安や心配事を軽減し、支える存在になってくださることを期待します。